1限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑦
生成AI Illustratorについて (2024年8月現在)
うまく仕事に活用していくくらいに使えるようになると便利。

Illustratorに搭載された生成AIは、テキストによる簡単な指示だけで、
ベクターグラフィックを生成できる画期的な機能。
これにより、デザイナーの作業効率が大幅に向上し、
よりクリエイティブな表現が可能。

Firefly(無料)は、Adobeが開発した画像生成AI。
簡単な文章をもとに画像や装飾文字を生成。
アドビ(Adobe)は、デザイナーの作品編集を支援する
生成AIモデル群「ファイアフライ(Firefly)」を提供。
生成AIは、テキストや入力情報からコンテンツを作り出すことができるテクノロジー。

Illustrator  テキストからベクター生成簡単なテキストプロンプトから
       編集可能なベクターグラフィックを生成。
       拡大、縮小、再配色、グラフィックの個々の部分の編集などが可能。

Photoshop ・生成 AI: 画像の内容を壊すことなく追加・拡張・置き換え・削除など。
      ・ジェネレーティブ塗りつぶし: 画像の特徴を解析し、
       自動的に画像の編集や修正を行うことができる。
      ・被写体を選択: 少ない作業で写真の主要な要素を分離できる。
      ・背景の追加: 写真に好みの背景を追加できる。

Lightroom   有料 写真編集ソフト。
       写真の編集管理に特化しており、カメラマンが行う。
       一連のワークフローに沿った機能が搭載。
       LightroomのAI 機能
       ・ノイズ除去
       ・撮影が難しい照明条件下で撮影した写真からデジタルノイズを除去。
       ・光量の少ない高感度撮影や、ビーチでの夕日や夜景、
        キャンドルライトでの誕生日パーティーなどの撮影時に便利。

Premiere Pro  動画の編集や加工、映像制作ができる動画編集ソフト。
        ・YouTubeやInstagramなどのソーシャルメディアの動画作成から、
  ハリウッド映画の制作まで幅広く使用。
        ・文字起こし
        ・読み込んだ動画の音声を AI が自動認識してテキスト化。

After Effects  映像のデジタル合成やモーション・グラフィックス、
        タイトル制作を目的としたソフトウェア。
       (Photoshopでおこなっているようなこと)
       ・コンテンツに応じた塗りつぶし: 動くものに対して AI が自然に塗りつぶし。
       ・スピーチを強調: AI を活用して音声の品質を向上。
       ・オーディオクリップの自動分類: オーディオクリップを自動で分類。
       ・Depth Scanner: 自動深度推定のための人工知能ベースのプラグイン。

Adobe Express(無料) デザイナーでなくても魅力的なコンテンツを作れるデザインアプリ。
           Webブラウザですぐに使用でき、テンプレートが豊富に用意。
           Adobe StockやAdobe Fontsと連携しており、直感的なUIでわかりやすい。
           ・テキストから画像の生成
           ・テキスト効果の生成
           ・静止画像からビデオ、3D、ブラシ、ベクター、
            テクスチャなどのクリエイティブな素材の編集および生成。

Adobe Firefly  AIの力で、テキストによる簡単な指示だけで、画像やイラストを生成したり、
         既存の画像を編集することができる。
         魔法のように、あなたのアイデアを視覚的な作品に変えてくれる、
         画期的なツール。

Adobe Fireflyのすごいところ
       ・テキストから画像生成
       ・「かわいい猫と宇宙船」といった簡単な文章を入力するだけで、
        それに合った画像を自動生成。
       ・画像の編集
       ・既存の画像に新しい要素を追加、スタイル変更、
        背景を置き換えなどの編集可能。
       ・クリエイティブな素材の生成
       ・ブラシ、ベクター、テクスチャなど、デザイン作業でよく使う素材を生成。
Adobe製品との連携
       Adobe PhotoshopやIllustratorなど
        より高度なクリエイティブ作業が可能。

活用例   ・デザイナー: デザインアイデアの視覚化、素材の作成、デザインのブラッシュアップなど
      ・マーケター: 広告バナーの作成、ソーシャルメディア用の画像作成など
      ・イラストレーター: イラストのアイデア出し、ラフスケッチの作成など
      ・学生: プレゼンテーション資料の作成、ポスターデザインなど

メリット  短時間で高品質な画像を作成: 従来は時間がかかっていた画像作成作業が、
       短時間で高品質に行える。
アイデアの可視化: 頭の中にあるアイデアを、すぐに視覚化・確認。
  クリエイティビティの向上: AIが生成した画像を参考に、
                    新たなアイデアを生み出すことが可能。

注意点   *生成される画像の著作権:生成された画像の著作権は、
       利用規約によって異なるため、商用利用する場合には、
       必ず利用規約を確認すること。
      *AIの限界:AIは万能ではない。
       生成される画像は、必ずしも人間の意図通りになるとは限らない。
       倫理的な問題:AIによる画像生成には、ディープフェイクなどの
       倫理的な問題も指摘されている。

まとめ    Adobe Fireflyは、クリエイティブな作業を効率化し、
       新たな可能性を広げてくれるツール。
       開発段階のため、今後の発展に期待。
 
 ・変更できる箇所がたくさんあるのでいろいろ試してみる。
 ・生成画面は4つくらい出る。
 ・言葉を入れることでできる。プロンプトが大切。

2限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑦
生成AI について
illustrator(2024年8月現在)
〇とにかく使う。遊ぶ。〇
【基本テクニック】
・テキストからベクター作成
 長方形や円などのシンプルな図形を作成し、生成したいグラフィックの
 内容をテキストで入力。複雑なイラストを自動生成できる。
 ※ウィンドウから「コンテキストバー」orファイルから「生成ベクター」
・ベクターパターンの生成
 背景や模様など、繰り返し使用するパターンを簡単に作成できる。
 ※ウィンドウから「生成パターン」
・ベクターシェイプの塗りつぶしの生成
 図形を複雑な模様やグラデーションで塗りつぶすことができる。
 ※コンテキストバーより「生成塗りつぶし」
・アートワークの再配色
 既存のイラストの色を、テキストで指定した色合いや雰囲気に自動で
 変更できる。
 ※編集からカラーを編集「生成再配色」

生成AIの使い方
1.シンプルな図形を作成: 長方形や円など、生成したいグラフィックのベースとなる図形を作成。
2.プロンプトを入力: 図形を選択した状態で、コンテキストタスクバーに表示される
「生成」ボタンをクリックし、生成したい内容をテキストで入力。
3.生成: 入力したプロンプトに基づいて、様々なバリエーションのグラフィックが生成。
4.選択: 生成されたグラフィックの中から、お好みのものを選択して利用。


プロンプトについて
より良いプロンプトを作成するコツ
・具体的に記述 
 具体的な言葉を使うことで、より意図した通りの結果が得られる。
・スタイルを指定
 「水彩画風」「鉛筆画風」など、表現したいスタイルを指定することで、
  雰囲気のあるグラフィックを作成できる。
・複数のキーワードを組み合わせる
 「カラフルな花畑」「レトロな未来都市」など、
 複数のキーワードを組み合わせることでより複雑なイメージを表現できる。

注意点
 生成されるグラフィックの品質: プロンプトの表現力や、Illustratorのバージョン、
                 マシンスペックなどによって、
                 生成されるグラフィックの品質が異なる。
著作権: 生成されたグラフィックの著作権は、Adobeの利用規約に基づく。
   商用利用する場合には、必ず利用規約を確認する。
*Adobeの生成AIは商用利用*
 一般に、生成 AI 機能からの出力は商業的に使用できる。
 ただし、アドビが生成 AI 機能のベータ版を商用利用できないと製品
 またはその他の場所で指定した場合、そのベータ版機能から生成された出力は
 個人使用のみを目的としており、商用利用することはできない。
その他
 生成AIは進化し続けています: 定期的にアップデートが行われ、
               より高度な機能が追加される可能性がある。
 他のAdobe製品との連携: PhotoshopやIllustratorなど、他のAdobe製品と連携することで、
より幅広いクリエイティブ作業が可能。
 ※生成AIはIllustrator2024から搭載。

まとめ
Illustratorの生成AIは、デザイン作業を効率化・クリエイティブな表現の幅を広げるなツール。
積極的に活用してデザインワークをレベルアップしよう。
「まずは慣れること」
※これから需要は爆上がり使ったことのある方は「更なる発見を求めて」
※日々進化しているので注意深くたくさん試してみよう。

参考動画 YouTube タマケン 

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